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|2015.6.1

神戸常盤女子高等学校3年生社会人クエスト第1回目開催!

2015年4月30日(木)

昨年度に引き続き、放課後の時間を使い約60名の生徒様対象に社会人と直接話をする場を持ちました。
今回参加してくれた3年生のうち、約半分ほどは昨年12月に実施したバスツアーに参加してくれていた生徒様になります。

 

開始早々「あっ」と顔を覚えていただいている生徒様もいらっしゃった様子で、懐かしさを感じながらスタートしました。

今回の社会人ゲストは、これまでいろいろな職場で接客・販売を経験されている方です。まだ20代ながら、自分の夢を実現する為にいろいろな仕事に興味を持ち、前向きに働くパワフルな女性です。

「高校時代はこれと言って特にやりたい職業は決まっていなかったけれど、何かお店をもちたかった」という話から、某飲食業・ホテル・アミューズメントパーク・映画館など様々な職場環境で経験を積み、今ではカフェを経営したい目標にたどりついたとのことでした。

同じ女性としてキャリア経験の豊富さに高校生も驚いていました。

「進学は家庭の事情でできなかったので、自分でお金を貯めてから学校に通いました。正直、学費が高かったです(笑)。中には途中で学校を辞める友達もたくさんいましたが、私は最後まで続けました。知識やスキル以外で、学校を利用しようと思ったからです。」

高校生にとって“学校を利用する”というキーワードが聞きなれず、困惑した顔つきが伺えましたが、ゲストは「学校を利用するというのは、勉強を教えてもらうこと以外に先生とコミュニケーションをとって、自分がこうしたい・ああしたいなどのわがままを聞いてもらったり、卒業後でもアドバイスをもらったり、助けてもらったりするコネクションのことです。」と付け加えました。

高校生は今まで考えたことがない観点に驚いていましたが、納得した様子も伺えました。

高校生の感想として、
・笑顔がステキだった。イキイキとしていた。
・いろいろな仕事をしていて経験豊富だなと思った。
・仕事の選び方がなんとなくわかった気がする。
・明確なやりたいことが決まっていなくても、まずは行動することが大切なんだなと思った。
・自分でカフェを経営したいという夢なんて素敵だなと思った。
・人見知りでも接客業はやっていけますか?

などの前向きな質問も伺えました。

また今回は新しい取り組みとして、就職前後で企業様などでも実施されている「エゴグラム診断」を取り入れ、簡単な性格診断テストを受けていただきました。第3回の社会人クエストにて結果説明をする形をとりましたが、生徒様は結果が知りたくてたまらなそうな様子でした。今はまだこのテストが働くことにどうつながるかはイメージがつかないかもしれませんが、就職の時に高校時代にテストを受けてみたことを思い出していただければと思います。


さて、次回は美容師と介護福祉士の方がゲストで来られます。
同じ国家資格でもどんな違いがあるのか、高校生にぜひ知っていただきたいです。