講義対象は、就職活動を控えた２年生の大学生でした。

一般的な大学の講義は、講師の先生が受講する大学生に向かい

学問を説明していく、学生には「受動的」な講義が主体となります。

私たちが提供する多くの講義は、「受動的」ではなく、学生が主体となった

「主体的」な講義を展開しています。これをアクティブラーニングと呼びます。

今回は、アカデミック・レボ様のコーディネートにより

「ペーパータワーチャレンジ」という講義を実施しました。

１チーム５～６名に分かれた学生が、A4のコピー用紙２０枚をつかって、

タワーを作っていくグループワークです。

このグループワークの目的は、タワーを作ることではなく、

チームの中で、個々人の特徴を尊重し、意見を出し合い

役割を決めて作業を進めていく、チーム内コミュニケーションです。

１クラス５～６チームをつくり実施したところ、各チームが

それぞれに意見を出し合い、役割を決めて、ワークに取り組んでいました。

社会に出て働くとき、学生時代とは違って意見の異なる人と一緒に

目標を達成しなければならなかったり、自分が不向きだと思う役割を

担当しなければならない時もあります。そんな時には、お互い相手を尊重し、

自分の考え・意見も述べて、協力しながら仕事を進めるコミュニケーションを

意識すること（アサーティブコミュニケーション）を取って欲しいと思います。

関西外国語大学短期大学部の講義は、７月にも実施予定です。