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お知らせ |2014.5.22

【神戸常盤女子高等学校】社会人クエスト 1回目開催!

2014年4月30日(水)

6時間目と放課後の2時間を使い、約80名の生徒さんに社会人と直接会話が出来る場を持ちました。

この日は、印刷オペレーターを約5年経験されている方と、

企業のコンサルティングを仕事にされている2名がゲストです。

1人目の印刷オペレーターの仕事は、教室ぐらいもある大きな機械を2名で動かし

毎日約1トンの用紙で、10万枚もの印刷物を印刷しているという仕事内容をお話してもらいました。

実は、今の会社は転職して2社目の会社で、1社目、若い時は朝早くから夜中まで、とにかくお金を目的に懸命に働いていたそうです。

それが結婚を機に、家族との時間も考え、また自身のスキルアップのために現在の会社に転職したお話を生徒にします。


「高校を出て働くというのは、とても大変でとても意義のあること。

社会に出ると、高校生の今もそうかもしれませんが、人間関係に悩んだり、仕事でつまずいたり

嫌なこともたくさん出てきます。それでも逃げたらダメです。辞めることは簡単で、そこを続けることが意味のあることです。」

と語りかけていました。

「みなさんは、何かやりたい事とか、希望とかある?」と社会人から生徒へ質問をして会話するシーンも見かけ、

生徒にとっても刺激になったようです。

 

2人目のコンサルティングをされている方は、主に教育関係でいくつか転職をし、今のコンサルティングを仕事にされている方でした。

「コンサルティング」という言葉自体、高校生にとっては初めて聞く言葉で最初は戸惑いがある様子でした。

ただ、今までの社会人経験を通じて「高校生から社会人になるときは何も分からなくて当然。10代らしく、明るく元気で笑顔を忘れないことが実は一番大切なんです。」と語りかけていました。

また「就職試験では“自分らしさ”が大切です。自分らしさと言うと難しいですが、例えば面接で教科書通りの答えを丸暗記するのではなく、“自分の考えや感じたこと・エピソード”を言えるようになると良いですね。」などのアドバイスをしていただきました。

高校生からの感想は、

・就職に対して不安があったけど、話を聞いて前向きになれました!

・資料だけでは分からないことが直接話を聞いて分かったので、就職に対するイメージが変わりました。

・いつも親にも言われるけど、「大人になると責任は大きくなる」ことが良く分かりました。

・仕事につくのは大変そうだけど頑張ればその分楽しかったり、やりがいがあるんだなと思いました。

・社会人1年目は大変なんだなと思いました。

・高校生活の中でも出来ることをまず頑張ろうと思ったし、勉強もしっかりしておこうと思いました。

 

3週連続で行う「社会人クエスト」2週目に引き続きます☆