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コラム |2014.4.22

大手予備校の講師ら派遣  都立高に受験ノウハウ

東京都教育委員会は今年度中に、大手予備校の講師らを都立高校に派遣し、カリキュラムや授業内容の改善などのコンサルティングをしてもらう事業を始める。

民間の受験ノウハウを活用し、難関国立大などの合格者数を増やすのが狙い。

都教委によると、予備校が大学受験レベルで公立高校の教科指導に本格的に乗り出すのは初めて。

事業は今後4年間で、対象は東京大や京都大などの難関国立大を目指す進学指導重点校7校や中高一貫校を含む計36校。カリキュラムや授業内容の見直しなどを予備校に委託する予定だ。

1年目の今年度は河合塾、代々木ゼミナール、駿台予備校、ベネッセコーポレーションの4社と契約する予定。対象の高校は9校。

都教委幹部は「個々の教員指導力は向上しているが、団塊世代の教員の大量退職もあり、組織としての指導力の底上げに課題がある」と指摘。「予備校のノウハウを生かし、教員の異動や若返りにも対応できる教科指導システムを構築したい」としている。

出典:日本経済新聞 2014.4.22 朝刊より