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お知らせ |2016.5.12

神港学園神港高等学校1年生女子生徒様対象社会人体験講座開催!

2015年12月18日(金)

今年の7月に実施しました2年生対象の大学生クエストに引き続き、今回は1年生の女子生徒様を対象にした社会人体験講座を開催しました。

3・4時間目の2時間を使い、社会人へのイメージを少しでも持ってもらう為に、「オトナ女子を体験しよう」というテーマを元に、1時間目は“高校生と社会人の違い”また今日からなれるオトナ女子として“少しの意識で変わる言葉遣い”を、2時間目には自己PRの最初の導入方法として、「トリセツ(取扱説明書)」を作り、それぞれ発表してもらいました。

まず1コマ目は「高校生と社会人の違い」です。なかなかイメージしたことない違いではありますが、自立というキーワードを元に経済的な面・自己管理・自己責任などを具体例を交えながら説明しました。また、どんなオトナ女子になりたいか質問してみたところ、

・カッコいいオトナになりたい
・仕事ができるキャリアウーマンになりたい など
漠然ではありますが、理想の自分をイメージしてくれた様子でした。


次にオトナ女子の言葉遣いです。普段の生活の中ではなかなか意識しづらい部分もある言葉遣い。特に環境に慣れてしまうとついつい言葉が雑になってしまうこともあります。普段の習慣がいざという場面で出てしまわないように、今日から少しずつ変えることをテーマに実施しました。

まず、大前提に頭のいい話し方の7つのPOINTとして、敬語・語尾・主語・話の聞き方など基本的な部分を説明しました。第一印象は挨拶を交わすまでの約6秒で決まると言われています。また第一印象は表情だけでなく、声のトーンや言葉遣いなども関係がありますので、今回は話し方にPOINTをおきました。
次に言葉遣いです。言葉遣いに代表的な5つの言葉を学んでもらいました。さて、さっそく先生方にも使って頂いているでしょうか?


さて、2時間目は「トリセツ」の時間です。自分自身を“商品”に見立てて、取扱説明書を作ります。まずは自分の仕様です。ここでは性格や特技・趣味などを探します。

次に用途です。これは自分の強みを探してもらいました。さて次は、上手な利用方法です。利用方法とは、嬉しい頼まれ方や任され方の方法です。(この内容を聞いて、私自身も必要だなと思いました)。他にもエネルギー源(元気の出る言葉)や、上手な指摘方法、取り扱い注意、メンテナンスなどの項目を自分に見たてて考えてもらいました。最後に自分のトリセツを生徒様1人1つずつ発表していただきました。短時間だったにも関わらず、皆さん自分自身を客観的に見てくれている様子でした。



生徒様からの感想として
・言葉とかは将来にとても役立つと思ったのですが、部活の時とかに使おうと思いました。
・言葉遣いなど、今は使うのが少し早くても、これから必要なことだと思うので、少しずつ意識していこうと思います。
・メラビアンの法則も気にしていこうと思いました。また深い話を聞きたいです。
・このような話を聞けてとても為になりました。今後、生きていくうえでとても参考になったと思います。
・自分のトリセツを書いてみて、本当に自分のことがわかっていないなと思いました。
・いつも男やん、とか男みたいとか言われるので、これで女性に近づけた気がします。

と嬉しい言葉を聞くことができました。 

今回のこの時間で生徒様にとって将来を少しでも考える“きっかけ作り”になれば良いなと思います。
次回お会いするときの変化を心より楽しみにしています。