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お知らせ |2016.2.14

神戸学院大学附属高等学校2年生大学生クエスト開催!

2015年11月25日(水)

前回の1年生対象社会人クエストに続き、2年生全員を対象に大学生クエストを開催しました。
今回の大学生クエストには総勢12名の以下の大学生にサポートいただきました。

・京都大学
・神戸大学
・兵庫県立大学
・近畿大学
・神戸学院大学
・流通科学大学
・武庫川女子大学
・甲南女子大学      計8大学     合計12名

の大学生に協力いただきました。忙しい中お手伝いしてくれた大学生の皆さんありがとうございました。


今回の大学生クエストの最大のテーマは「モチベーションの向上」です。よく高校2年生は”中だるみ”と言われてしまう時期であり、修学旅行や学校行事の中心で活動することが多い学年。なかなか勉強に集中できなかったりする時期でもあります。今回は「モチベーション」をキーワードとし、気持ちの面と勉強の面の2つの側面より大学生の目線で話をしてもらいました。



【事前打ち合わせの様子:緊張しています】

話をしてくれた内容は
■メンタル面(考え方)
・勉強しようと思ったときはいつ?きっかけは?
・“勉強したい”気持ちはあるのに、やる気がでない・集中できないときのやる気を出す方法
・一生懸命頑張っても思うような点数がとれず、投げたしたくなる気持ちをどうやって抑えた?
・周りと差が出てきたと感じた時の“焦り・孤独感”をどう受け止めた?
・部活や何かとの両立がしんどいなと思うとき、それでも勉強を頑張れたのは?
・勉強しないといけないのに眠くなったときは何をして眠気に勝つ?
・目標がまだ明確にないとき、どのような勉強をして目標をつかんだか?

■勉強面(方法)
・暗記物(英単語・数式・日本史など)の覚え方
・自分が分かりやすかった参考書はどんな参考書?
・学部選択をどうやって決めたか?
・大学選択をどうやって決めたか?
・センター試験や一般入試の過去問はいつ頃からときはじめると良いか?
・ここ一番集中するときの行動・言動・イメージ・他


を中心に話をしてもらいました。
短い時間の中、大学生は自分のエピソードや高校時代の失敗・成功談を思い出しながら話をしていました。
  

 

 



大学生からのメッセージで印象に残った言葉として挙げられたことは
・他人の努力を認める。他の人と差が開いたとき、それをバネにして頑張る。
・メンタルは各々の自己分析である。自分の状態を振り返ることが大切だということが分かった。
・勉強は空いた時間を使う。朝30分・夜30分でもいいのでやれるときにやる。
・目の前にあることをただやるというのはシンプルだけど、それで目標が見えるかもしれない。
・大学がゴールではない。
・答えは自分で見つける。自分の答えを持つ。
・意識的に動かないと違う意識がつかない。プロアクティブに生きること。
・意識を変えるためには自分の習慣や行動を少しだけでも変えてみる。

とのことでした。大学生らしい、純粋な言葉でまとめられていました。

高校生の感想としては
・改めて日頃の努力が結果につながるんだと思った。
・自分に足りないものを感じられた授業だった。
・大学生の信念が伝わってきて、自分もこんな人間になりたいと強く思った。
・年齢も近いからか、とても説得力があって楽しく聞けることができた。
・基本、僕はやらないで自分を責めるタイプの人間で何かあっても自分のせいだから良いやと思っていたけど、ちょっと努力してみようかなと思った。
・勉強に気持ちの重要というのがよくわかった。
・今悩んでいることをいくつも答えていただきとても参考になった。特に集中できないときの対処法は今日から実際にやってみようと思った。
・自分と違う考えや世界観を知れて参考になった。受験の難しさ、辛さがリアルに伝わってきて、自分も受験生になるんだと自覚を持った。
・大学生の方は、部活をしながら希望の就職先に内定したということなので、部活をしていない自分はより頑張らねばと思った。
・好きなことを頑張る理由にする、というのは私もそうだから共感できた。
・話の内容のレベルがとても高くて面白い授業だった。
・先生方と言っていることに違いがあまりなかったのでやはり基本が大切なんだなと思った。
・学校で大学の話をされると入試のことばかり考えがちだけど、その先の事ももっと考えないといけないなと感じた。

という感想をいただきました。

【終了時:皆さんお疲れさまでした!!】

高校生の皆さんのモチベーションが上がってくれた様子で良い時間となったようです。さぁ晴れて3年生。高校生の皆さんがどんなふうに残りの高校生活を過ごしてくれるのか、今から楽しみです。