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お知らせ |2016.2.9

神戸学院大学附属高等学校1年生社会人クエスト開催!

2015年11月4日(水)

昨年に引き続き1年生全員を対象に社会人クエストを開催しました。

今回の社会人クエストも「国際・医療・経営・教育・公務員・スポーツ・これから進路を考えたい」
という7つの分野に分け、高校生は各15分、2名の社会人の話を聞くというスケジュールで実施しました。

今回のゲストは
・国際は貿易関連の方
・医療は看護師の方
・経営はスポーツ球団経営の方
・教育は保育士(幼稚園教諭も取得)の方
・スポーツは実業団のストレングス&コンディショニングコーチの方
・公務員は大阪府警の方
・これから進路を考えたいには当社団キャリア教育支援協会事務局

より講話をしてもらいました。 

実際に今現場で活躍されている人の話ということで、高校生も一生懸命にメモを取りながら話を聞いている姿が印象的でした。
しかしながら、1人の社会人の話を15分ずつしか聞けない為、少しもの足りない感じだったかと思いますが、今回は事前に高校生より各社会人の方へ質問を出していただき、それに答えていく形をとりました。 

国際の方への質問には「海外勤務でのおもしろさはどんなものがあるか・どうしたら外国の方と上手く話せるか」
医療の方への質問には「覚えることは多いか・患者のために心がけていることは」
経営の方への質問には「経営者に必要な条件は・会社経営で一番優先していることは」
教育の方への質問には「一日の過ごし方、短大か大学はどちらがいいか」
スポーツの方への質問には「マッサージの指は疲れないか・どんな資格を持っていれば仕事に役立つのか」
公務員の方への質問には「警察学校はどれくらいで卒業できるのか・公務員になってよかったこと」 

などこの他にも社会人の方が事前に質問を見て頭を捻る場面があるほど興味深い質問もありました。 

特に各社会人の講話の中で印象的だったのは、
国際の方からは、「うまく話すとか話せないとかではなく、まずは何事もやってみることが大切」

医療の方からは、「それぞれに役割があってコミュニケーションを取るのは重要」


経営の方からは、「仕事は大変だけど、何かをやり遂げた時の達成感はすごい」


教育の方からは、「勉強はやって当たり前、日々の仕事がとても重要な勉強になります」


公務員の方からは、「他の職業と一緒で警察にもイメージがあると思うけど、もっと知ってほしい」


スポーツ系の方からは、「種目にこだわらず、それぞれのポジションで選手のパフォーマンスをどれだけあげるかが重要」


これから進路を考えたいでは、「将来を考えることも大事だが、1日1日の高校生活を大事にしてほしい」

という言葉に高校生もうなずいている様子でした。

高校生の感想としては
・もっと時間がほしかった
・このクエストを聞いて高校までに職業を決めようと思った
・希望していた進路が明確になった
・一つの職業の中でも色々な種類があるんだなあと気づいた
・社会に出るまでにどのようなことをすればよいかも教えてもらいよかった
・仕事のことだけでなく、仕事の環境での人間関係の必要性もわかった
・自分はまだやりたいことが決まっていないので不安だったが今回の経験で心に余裕が出来た
・経験をしなければわからない話をたくさん聞け、今までよりも益々医療や国際に興味を持った
・自分のイメージに合った部分が大半だったけど、180度違う部分もあった。今は薬剤師を目指しているが、自分の中の薬剤師のイメージも全く違うかもしれないと思った
・今の高校生活の間の努力が必要だと思った
・仲間との大切な繋がりも大事だと思った
・海外の話しも聞けて修学旅行が楽しみになった
・自分がやりたいことの理由をもう一度しっかりと考えようと思った
・実際に仕事をしている人たちの話を聞いて勉強になったが自分が立派な社会人になるのかという不安も感じた
・どんな仕事にもしっかりとした目標を立ててやらなければならないということが分かった 

と刺激をたくさんもらったのだなと分かる感想がたくさんありました。

自分の将来の夢や目標が明確である人・そうでない人でもまだまだ高校1年生。
これからたくさんのことに触れ、経験し、考えることがたくさんあると思います。

今回の社会人クエストがこれからの生活の何か”きっかけ”になってくれることを願っています。