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お知らせ |2015.1.26

神戸常盤女子高等学校 マナー講座を実施

20141211日(木)

神戸常盤女子高等学校就職内定者を対象に、マナー講座を実施しました。

来年の4月から新社会人になるにあたり、このマナー講座はこれまでの振り返りと準備をするための講座になります。

今回は幅広い年齢層へのマナー指導をしておられる濱畑由紀子先生に協力をいただき、講座を実施しました。

「マナー」というと、どうしても高校生には“堅いイメージ”がつきものです。高校生もどんな方が教えてくれるのかを緊張して見ている様子でした。濱畑先生は幅広い年齢層を指導しているということもあり、最初は緊張していた高校生も濱畑先生のペースに巻き込まれ、次第に笑顔が出て、穏やかな雰囲気になりました。

 

今回は高校生に社会人になっても思い出してもらえるようにレジュメを準備し、講座を実施しました。

マナーとは?という定義から、社会人にとって重要な「第一印象」について質問形式で高校生から率直な意見を聞きながら、約60名という大人数を参加型授業で実施していただきました。

第一印象のポイントとして、分かりやすく「メラビアンの法則」という法則を用いて説明してくれました。高校生は話す内容が一番重要に感じていたようですが、「視覚…表情・姿勢・服装」などが50%以上を占めているということに驚いていました。また、2番目に重要なのが「音…声のトーン」ということで、意外に話す内容は10%も重要ではないということを聞いて少し安心している様子でした。また濱畑先生はビジネスシーンも含め、日常生活を例に取り分かりやすく説明してくれていたので、高校生にも大変分かりやすいようでした。

また、濱畑先生は「マナーは全て同じではなく、相手が気持ちよく思ってくれる=相手に合わせることがマナーですよ。」とアドバイスをされていました。学校で勉強にするに当たっては、教科書が答えになる科目が多いのが当たり前ですが、社会人になると正解は1つではないということも重ねて教えていただきました。


また、「急にマナーができるようになるのではなく、日頃から自分の身の回りにある物をいかに大切に扱えるかもマナーです。」というアドバイスに高校生もうなずいていました。

 

最後は、第一印象にも重要な「御礼の仕方」を高校生全員と一緒にしていただきました。マナー本にはよくお辞儀の角度が書いてありますが、なかなかイメージが掴めない部分があるもの現状です。濱畑先生は出来るだけ分かりやすく、自分の目線を落とす位置などのポイントを指導いただきました。


高校生からの感想として

・もっと堅苦しいものだと思っていたが、すごく分かりやすかった。

・マナーは相手を思いやることと心遣いが大事だということが分かった。

・第一印象はやはり大事ということが良く分かった。社会人になったときに活かしてみたい。

・将来に役立つことを知れて良かった。

・15秒で第一印象が決まってしまうので今後仕事の場やプライベートの時に良い印象を持ってもらえるようにしたい。

・接客業に就く私にはとても聞きがいのある講座だった。自分でもマナーの本を読んで未熟な自分に教え込んでいきたいと思った。

・挨拶や自分の周りにある物を大切にしたいと思った。

 

また先生からは

・これまで学校で行ってきたマナー講座とは違った観点があり新鮮でした。

・就職試験前に実施するなど、今後の課題を考えるヒントを貰えました。

 

といった感想がありました。

マナー講座に引き続き、次回は女性の身だしなみの1つである「ビジネスメイク講座」を実施します。

社会人としてのメイクの方法に高校生はどんな印象をもつのか楽しみです。