お知らせ |2014.11.25
神戸学院大学附属高等学校「社会人クエスト」実施
2014年10月22日(水)
神戸学院大学附属高等学校1年生全員を対象に、社会人クエストを実施しました。
兵庫県では「トライやる・ウィーク」という「生徒一人ひとりの興味・関心に応じた地域社会や自然の中での1週間の社会体験活動」を中学時代に積極的に実施されていることもあり、職業に対しての興味関心度が高く、自分のなりたい職業や目標が明確な高校生もいます。
今回の社会人クエストは「国際系・医療系・経営系・教育系・公務員・スポーツ系・これから進路を考えたい」という7つの分野に分けて、高校生は各15分、2名の社会人の話を聞くというスケジュールで実施しました。
・国際系では外資系企業・国際系の人材紹介会社を経て、今も海外留学事業などに関わる方
・医療系では現在理学療法士として活躍している方
・経営系では現在会社を経営している方
・教育系では保育士・幼稚園教諭免許を取得し活躍されている方
・公務員では公務員として活躍された方
・スポーツ系では某プロ選手のトレーナーやフィットネスクラブの経験のある方
・これから進路を考えたいでは、今、高校時代を振り返ってというテーマで社団の事務局長
から講話をしてもらいました。
実際に今現場で活躍されている人の話ということで、
高校生も必死にメモを取りながら話を聞いていました。
1人の社会人の話を15分ずつしか聞けない為、少しもの足りない感じだったかと思いますが、たくさんの質問や感想をアンケートに書いてくれました。特に各社会人の講話の中で印象的たっだのは、
国際系では、「語学力だけでなく、海外の文化なども知って相手を理解することが重要」
医療系では、「病院の中ではなく、退院後の生活が出来るかまで考えることが重要」
経営系では、「経営者はなろうと思えばなれるが、売上と利益を伸ばし続けることができるかが重要」
教育系では、「大学・短期大学で取る資格や自分の努力次第で就職先の幅が広くなるので、学生時代をどう過ごすかが重要」
公務員では、「自分の所属する市からお給料をもらうので、来られる人みんながお客様だという認識を持つことが重要。その分人の為になる仕事でやりがいを感じることができる」
スポーツ系では、「マッサージやテーピングだけでなく、選手のパフォーマンスを整えることが重要」
これから進路を考えたいでは、「人生は一生勉強。努力することを惜しまないのが重要」
という言葉に高校生もうなずいている様子でした。
高校生の感想としては
・今の仕事がとてもやりがいと感じて仕事をしているんだなと思った。
・常に挑戦・努力をしていくことが大切なんだと心に残った。
・社会人の生の声を聞いて普段調べても分からないようなことなどが聞けて良かった。説得力があった。
・まだどんな職業に就きたいかは分からないけど、今回の社会人クエストで職業に親近感が持てた。
先生からの感想としては
・社会人やいろいろな仕事を知るきっかけが少ないので、生徒にとって良かったと思う。
・もう少し時間が長ければより詳しい内容を知れたかと思う。
・生徒が考えている仕事のイメージと実際のイメージが違ったようでギャップが面白かった。
・短時間だったので生徒も集中して聞けたのではないかと思う。
という感想をいただきました。
自分のなりたい職業のイメージはあっても、実際に働いている社会人と触れ合うことがなかなか少ないので、刺激になったのではないかと思います。今回の社会人クエストを通じてこれからの高校生活がより充実したものになればと思います。