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お知らせ |2014.6.30

神戸学院大学附属高等学校 大学生クエスト

2014528日(水)

神戸学院大学附属高等学校3年生全員を対象に、大学生クエストを開催しました。

大学生クエストとは…社会人クエスト同様、大学生から受験勉強や大学生活、高校時代にやるべきことなど直接話を聞く講座です。

 

今回は3年生7クラス約200名強の高校生でクラス毎に進路希望が異なった為、各クラスに2名ずつ大学生を配置しました。今回協力してくれた大学生は関西圏の国公立・私立大学の2回生から5回生までの、薬学・経営・社会・商・外国語学部など幅広い大学生が集まってくれました。

初めて高校生と顔合わせをするので、大学生も事前に打ち合わせをしていたとはいえ、緊張している様子も見られましたが、「自分の経験が何か高校生のためになれば」と気合いを入れて臨んでくれました。

45分という短い時間で事前に各クラスの先生よりいただいていた質問内容をもとに話を行いました。受験勉強の仕方・センター入試や一般入試までのモチベーション維持方法・大学生活(1日の時間の使い方)について・苦手科目の克服方法・大学選びのポイント・入試(面接・小論文)のポイント・大学からの留学制度・実際に留学した話・残りの高校生活でやっておいたほうがいいこと など最終進路を決める時期の3年生には非常に大切な質問が満載でした。


時間の関係もあり、全ての質問には答えることのできないクラスもありましたが、高校生は大学生の話す一言一言をしっかりと噛み締めて聞いている様子でした。

大学生の中には「高校時代、進学クラスに在籍をしていたが、クラスで1番にスポーツ推薦で進学先は決まるとなったときに、周りから楽して進路を決めていると思われるのは悔しいから、一般入試まで受験勉強を頑張りました。」というコメントにクラブ活動をしている高校生は尊敬のまなざしで話を聞いていました(講座後、本当の先輩・後輩になっていました)。

他にも「夜中勉強するより朝方のほうが効率があがる」や「色ペンを使い分けて勉強をするといい」など具体的なアドバイスも大学生からあり、高校生もメモを一生懸命とってたり、黒板に1日のスケジュールを円グラフで説明してくれたり、大学生の高校生時代のエピソードを聞いて笑う声が聞こえるクラスなど短い時間でしたが、高校生にとっては新鮮な時間になった様子でした。

今回初めて実施した「大学生クエスト」でしたが、今から本格的に受験勉強に向かう3年生にとって刺激になれたのではないかと思います。「大学合格が目的ではなく、大学で何を学ぶか、自分がどうなりたいのか」なども少し意識をしてくれたのではないかと思います。

今回の大学生クエストを通じて、神戸学院大学附属高校の3年生の皆さん1人1人が納得のいく希望進路についていただけることを大学生・社団スタッフ一同、心より応援していきたいと思います。